企業が取組むSDGsの特徴と傾向

これまでの日本企業はどちらかと言えば“ものづくり”一辺倒で収益を獲得してきましたが、市場は既に大量生産・大量消費から“ことづくり”に移ってきています。社会課題解決を主眼とするSDGsの場合は、ことづくりの概念そのものであり、日本企業にとって経営姿勢の変更を迫られる場合も出てきます。ことづくりの場合は、顧客価値・社会価値の創造が必須項目となりますので、他社との連携協創が必要となるケースも出てきます。一方で、ESG投資で非財務指標を高く評価する流れとなっていることと、これから消費者の仲間入りする若者たちがSDGsを強く意識しており、財務面に加えて人材採用面及び市場構造変化に対応するためにもSDGsは避けて通れない状況となっています。
更に、SDGsはCSRとは異なり、社会奉仕活動ではなく、本業として社会価値創造による社会課題解決が重要なポイントになります。

ESGを重視する企業におけるSDGsへの参画

(n=30)

ESG投資を受けたことがあるか

(n=30)

産学官連携における協創や投資の際に重視する要素

(n=30)

     外部機関との共創・投資      大学の科学技術が使われている割合

                (n=30)                     (n=30)

投資の際に重視する項目

(n=12)

(n=30)

ESG投資を受けたことがあるか

(n=30)

産学官連携における協創や投資の際に重視する要素

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外部機関との共創・投資

(n=30)

大学の科学技術が使われている割合

(n=30)

投資の際に重視する項目

(n=12)