蚊媒介感染症対象として蚊の生息分布制御による蚊媒介感染症対策


ehime01
(2021/4/7現在)
愛媛大学 沿岸環境科学研究センター 環境生態・保健研究室
教授 渡辺 幸三
■ 提供価値
・発展途上国における感染症リスクの低下
・感染症に対応する現地人材の育成
■ 概 要
デング熱等の蚊媒介感染症は 熱帯・亜熱帯地域の発展途上国を中心に流行 している。この対応には、1)創薬や治療等の医学的アプローチと2)蚊 の生息分布や病原体保有率を低下させる生態学的アプローチの二つがある。
本研究は主に後者に焦点を当てて、フィリピンとインドネシアで蚊の生息 数や生息分布を制御する生態学的技術を開発している。
現地大学や政府機関と共同研究を進めると共に、現地で技術講習を行ったり、若手研究者を 日本に招き、技術習得のトレーニングを行う等の人材育成も行っている。
♯蚊媒体感染症対策
♯医療・医薬