「熱電一体の再生可能エネルギーによる直流マイクログリッドシステム」



kanazawait01
(2021/4/26現在)
金沢工業大学
■ 提供価値
(1)直流システムとバイオマス発電の連携
(2)熱と電気を相互連携したエネルギーシェア
(3)双方向充電器によってEVを仮想配電網として活用
■ 概 要
金沢工業大学地方創生研究所では,特定領域内における独自の自律的エネルギー供給網である「熱電一体の再生可能エネルギーによる直流マイクログリッドシステム」を白山麓キャンパスに構築し、実証実験を行っている。同システムでは、大学キャンパス内の寄宿舎最寄りの屋根にソーラーパネルを設置し、発電した電気を電気自動車に貯めて移動させることにより、災害時には、キャンパス内であれば双方向充電器を活用して電力利用が可能となる。また、太陽光発電の不安定さの解消に活用するため、間伐材を活用したバイオマスボイラを導入し、クリーンで高効率かつ安定的な熱と電気の供給と消費が可能となることを実証した。同取組は再生可能エネルギーベストミックスのコミュニティモデル実証実験として実施しており、非常時対応もさることながら、平時における再生可能エネルギーのシェア等、エネルギーの効率的な活用とゼロ・カーボンの実現を目指している。本プロジェクトは産学官連携のプラットフォームとして取り組んでおり、既に様々な企業との産学連携の実証実験を進めている。
♯再生可能エネルギー
♯バイオマス発電
♯ゼロカーボン
♯エネルギー