音響場による非接触サンプルマニピュレーションシステムの開発

kogakuin03
(2021/4/27現在)

工学院大学 工学部 機械工学科 混相流工学研究室

准教授 長谷川 浩司

提供価値

・食品、医薬品、一般消費財などの高効率な蒸発
・乾燥プロセスおよび粉末製造・高精度な製剤プロセスおよび廃液を減量化できるプロセス

概 要

音響場を用いた非接触、非侵襲かつ連続的なサンプル制御技術です。その特長として、制御対象は固体のみならず、流体への適用も可能であり、容器壁面からの汚染の影響を抑制する形で、極微量のサンプルを空気中で非接触かつ高精度に制御可能です。サンプルに応じてデザインした音場により、流体(ナノメートル~ミリメートルサイズ)を空中で保持、搬送、合体、混合、蒸発、乾燥の連続的制御技術を開発しています。分析や製造分野で必要不可欠な各種プロセスを、よりスマートかつクリーンに実現することを目指します。

説明資料URL
https://www.kogakuin.ac.jp/research/seeds/fbb28u0000007al2att/t5eu690000014pz9.pdf

♯サンプルマニピュレーションシステム
♯音響場
♯非接触型
♯技術革新