「アクチュエータの制御を基本としたメカトロニクス機器の開発およびそれらの制御」

komatsuu02
(2021/4/23現在)

公立小松大学 生産システム科学部 ロボット機構学研究室

准教授 疋津 正利

提供価値

重量物の持ち上げ作業を対象として、作業時の姿勢(背骨のS字カーブ)を保つような姿勢アシスト機構を組み込んだ腰部パワーアシスト装置の開発を行っている。作業時の姿勢を保つことで、作業者自体に重量物の負荷の一部を負担なく支えてもらい、その分だけパワーアシスト機構の小型軽量化を図っている。

概 要

特にメカトロニクスの代表的な存在であるロボットが将来的に家庭環境に入ってくることを考え、3次元計測を用いることでロボットのハンドリング技術のより高機能化を目指している。また、メカトロニクス技術を応用することで重量物を扱う作業者の補助となるパワーアシスト装置の開発を行っている。特に重量物を扱う作業者において負傷しやすい腰部のアシストに着目し、作業者の作業姿勢を考慮に入れたアシスト装置の開発を行っている。この装置によって、より安全な作業環境を提供できるように取り組んでいる。

説明資料URL
https://www.komatsu-u.ac.jp/academics/teacher/pdf/masatoshi_hikizu.pdf

♯メカトロニクス機器
♯ アクチュエータ制御
♯パワーアシスト装置
♯医薬・医療