内燃機関の高効率化とゼロエミッション化を目指した計測評価技術

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(2021/4/26現在)

東京都市大学 理工学部機械工学科 内燃機関工学研究室

教授 三原 雄司

提供価値

独自の薄膜センシング技術による瞬時温度/熱流束/圧力などの計測技法内燃機関の二酸化炭素をほぼ100%低減

概 要

内燃機関の高効率とゼロエミッション化を目指して、独自の計測技術による内燃機関の冷却損失や摩擦損失の低減に関する研究や、「水素」を燃料とする水素内燃機関の燃焼研究を行っています。冷却損失の低減研究には、独自の熱流束センサを用いることで燃焼室からの熱流束を高応答高精度に計測評価を行い、摩擦損失の低減研究では、軸受試験機などにより表面処理技術による摩擦損失の低減効果を計測評価しています。また、水素内燃機関の研究では、オリジナルの燃焼技術(過濃混合気塊燃焼)を適用することで、水素内燃機関の高効率かつ低NOxエミッションを実現しました。先に紹介した冷却損失や摩擦損失の低減技術は、水素内燃機関への適用しており、高効率ニアゼロエミッションを達成しました。

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TCU 研究者一覧

♯内燃機関の熱流束計測
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