動作コミュニケーションを取り入れたテレプレゼンスシステムを開発

tmu01
(2021/4/27現在)

東京都立大学 大学院システムデザイン研究所

提供価値

オフィスのテレワーク化や学校授業のオンライン化が進められているが、画面上の相手の動作からは感情が伝わりにくい場合が多く、円滑なコミュニケーションを妨げる原因になりうる。聞き手側の動作を視覚的に感じられるこのシステムは、高齢者や視覚的な認知に障害を持つ方々をはじめ、オンラインでのコミュニケーションを必要とする全ての方のコミュニケーション支援につながる可能性が期待される。

概 要

新たなコミュニケーション支援ツールとして、同意や共感を視覚的に伝えられる、動作コミュニケーションを取り入れたテレプレゼンスシステムを開発した。本システムは、端末の傾斜運動の制御方法に特長がある。聞き手側が頷く等の動作を行った場合に、その動作に応じて話手側のロボット頭部だけが動き、話し手側ではロボット頭部の動きによって聞き手の同意や共感などを視認することができる。これによって聞き手側は話し手の表情に集中することができる。
特開2019-208167

説明資料URL
https://tmu-rao.jp/wp/wp-content/uploads/2020/10/2019208167_yamaguchishimokawara.pdf

♯コミュニケーション支援ツール
♯動作コミュニケーション
♯テレプレゼンスシステム
♯健康福祉