利用シーンにあわせたトレーラーハウスの運用方法をデザイン

tmu06
(2021/4/27現在)
東京都立大学 大学院システムデザイン研究所
土屋 真
■ 提供価値
トレーラーハウスを不動産化する場合における新たな設置工法等の提案をはじめとする多様な技術的知見を活かし、利用シーンにあわせたトレーラーハウスの運用方法をデザインする。災害発生時における住居や支援施設など、トレーラーハウスの社会的利用を促進することにより、だれも取り残さない持続可能なまちづくりに貢献する。
■ 概 要
東日本大震災を契機として災害支援の場でトレーラーハウスが利用される機会が増えている。トレーラーハウスを活用した国内の大規模な支援事例として、東日本大震災の際に宮城県牡鹿郡女川町に2012年に設置された宿泊施設、2016年熊本地震で設置された福祉避難所、2018年北海道東部地震で設置された災害支援施設などが挙げられる。トレーラーハウスは、条件付きで動産となる場合と、建築確認を取得し不動産となる場合があり、自治体によって解釈が異なることが、運用検討に際して課題となる場合が多い。本研究は、国内外のトレーラーハウスの活用事例・運用方法を体系的に整理し、蓄積された技術的知見を活かしてトレーラーハウスの社会的利用を促進することを目的としている。
意匠登録1505878 二階建てトレーラーハウスの開発
説明資料URL
https://www.tmu.ac.jp/stafflist/data/ta/631.html
https://ligare.news/story/trailer-house-2020/
♯トレーラーハウス
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