グローバル化された市場経済での
格差・諸課題への提言(公正社会へ)

tohoku21
(2021/3/1現在)

東北大学大学院文学研究科

教授 佐藤 嘉倫

提供価値

以下の人材育成と輩出
・人々が互いの尊厳を保ち、自らの意思で人生を選択して力を発揮し、自らの目標を達成できる社会の実現に貢献する。
・連帯や公共性を実現すると同時に、人々が融和的に共生する社会の構築にもつながる。
・本プロジェクトでは公正な社会の実現に向けて広い視野を持って産官学で活躍する。

概 要

グローバル化された市場経済では、技術変化や少子高齢化と相まって人々の所得・資産の格差(結果の不平等)が拡大する傾向にある。また、親世代の結果の不平等が子世代の教育・職業に影響する機会の不平等も生じている。過度な不平等は社会の分断をもたらす可能性があり、公正な社会の実現に向けて分野を超えた議論が必要とされている。社会学・経済学・正義論を融合させ、社会変動が結果と機会の不平等に及ぼすメカニズムを解明し、機会の平等と社会的に容認可能な結果の不平等を実現することを目指す。具体的には、国際比較も視野に入れながら、
(1)経済成長過程が格差を生むメカニズムの解明、
(2)社会的に容認されえない格差の是正策の検討、
(3)21世紀型グランドデザインの構想・提言を行い、それらを総合して社会に発信や提言を行う。
http://impact.bureau.tohoku.ac.jp/contents/g4_inequality-free_society.html

♯不平等是正
♯格差のメカニズム
♯21世紀型グランドデザイン
♯教育・人材育成