大気中への排出量を低減させ、効率的にカーボンリサイクルを行う為に、省エネで高効率な新たなCO2吸着システムの研究

ynu01
(2021/4/12現在)

横浜国立大学大学院工学研究院 窪田・稲垣研究室

准教授 稲垣 怜史

提供価値

化石燃料排ガスからCO2吸着し、排ガス中のCO2濃度低減

概 要

化石燃料の燃焼排ガス等からCO2を取り出し、大気中への排出量を低減させ、効率的にカーボンリサイクルを行う為に、省エネで高効率な新たなCO2吸着システムの研究を行っている。具体的には、エレクトロスイング吸着法に着目し、その高効率化を図るための新たな電極材料や電解液の研究を行っている。
比較的低濃度のCO2含有ガス、例えば空気燃焼式石炭火力発電所からの排ガス(概ね濃度15%程度)から、CO2を選択的に吸着し、排出されるCO2濃度を100ppm以下程度に低減させる。

♯CO2濃度低減
♯気候変動
♯化石燃料排ガス
♯エレクトロスイング吸着法