研修会お申込み
第30回 地域を活かす科学技術政策研修会(JAREC研修)オンライン開催について
同時開催:「新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた地域プラットフォーム形成シンポジウム」第8回ワークショップ
平素は当協会へのご協力とご理解を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、今般、弊協会では「第30 回 地域を活かす科学技術政策研修会」を下記要領にて開催することとなりました。研修会では、次年度の国等の科学技術・産業振興施策説明とこれらの事業を活用した地域の活動報告を行うほか、中長期に亘り産学官が連携しながら検討すべき課題について、基調講演を通じた課題意識の共有を図っています。
つきましては、是非、ご参加を頂きたく、お願い申し上げます。また、関係者の皆さまにもお声掛け頂けましたら幸いです。
※申込受付は終了いたしました。たくさんの参加申込み、ありがとうございました。
現在のお申込み数(2023年2月22日 15:00現在)
地方自治体:147件 大学等研究機関:175件 企業:57件 その他:34件 計413件
日 時: 2023年2月24日(金)
午前の部 9:00~12:30 午後の部 13:30~16:40
開催形態: オンライン開催 Zoom Webinar
主 催: 公益財団法人 全日本科学技術協会
後 援: 内閣府、国立研究開発法人 科学技術振興機構
対 象: 大学・国研等研究機関・地方自治体・公益法人、民間企業等における研究者
産学官連携従事者および地域を活かす産学連携にご興味のある方
定 員: 500名
プログラム ※プログラムの概要及び時間帯につきましては、一部変更となる可能性がありますので、ご了承の程お願い致します。
① 内閣府 9:00-9:20 (20分)「科学技術・イノベーション政策について」
科学技術・イノベーション推進事務局 参事官(統合戦略担当) 樋本 諭 氏
概 要:令和5年度の科学技術・イノベーション関連施策について、特に地域の特色や強みを活かす施策を中心に概説する。
講演資料 内閣府(PDF)
② <事例紹介>高知地域 9:20-9:40(20分)
「“IoP(Internet of Plants)”が導く「Next 次世代型施設園芸農業」への進化」
(内閣府 地方大学・地域産業創生交付金事業活用事例)
高知大学 副学長(地域連携担当)/次世代地域創造センター 教授 石塚 悟史 氏
概 要:本発表は、高知県が優位性を持つ施設園芸分野において、日本全国から研究者・学生・企業が集い、最新の施設園芸関連機器、IoT・AI技術を広く農業関係者に普及させ、農家所得の向上や産地のブランド化につなげる産学官連携プロジェクトについて報告する。
講演資料 高知地域(PDF)
③ 農林水産省 9:40-10:00(20分)
「農林水産省における産学官連携施策について(「知」の集積と活用の場®の取組について)」
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課 産学連携室 課長補佐(産学連携振興班) 吉田 博昭 氏
概 要:令和4年度の農林水産省における科学技術・産業振興施策や特色ある地域拠点形成のための「知の集積と活用の場」などの事業について概説する。
講演資料 農林水産省(PDF)
④ <事例紹介>島根地域 10:00-10:20(20分)
「島根大学 植物工場高機能化研究開発プラットフォームの取組」
大分大学 研究マネジメント機構 知的財産管理部門 部門長/教授 松下 幸之助 氏
(農林水産省 「知」の集積と活用の場® 研究開発プラットフォーム事業活用事例)
概 要:島根大学は、農林水産省が提供するオープンイノベーションの場である「「知」の集積と活用の場®」を活用し、生産者の高齢化、多様化する消費者ニーズ等の農業を取り巻く課題に対応するため、アレルギーの起こりにくい低アレルゲン小麦(しまね夢こむぎ)、透析患者用低カリウムメロン(しまね夢メロン)、植物工場の生産性向上のためのデバイスなどの高機能農産物の研究開発・生産を目指す「植物工場高機能化研究開発プラットフォーム」を形成する。
講演資料 島根地域(PDF)
⑤ <事例紹介>愛媛地域 10:20-10:40(20分)
「高品質スマの完全養殖に向けて」
愛媛大学 社会連携推進機構 南予水産研究センター 教授 後藤 理恵 氏
(農林水産省 イノベーション創出強化研究推進事業活用事例)
概 要:愛媛大学南予水産研究センターは、スマ養殖の振興と養殖魚スマの高品質化に向けて、「美味しさ」の要因を探索し、味に対する客観的評価法を開発するとともに、高品質に関連する遺伝的要因を検索し、味の良いスマの育種・完全養殖サイクルへの導入を実現する。
講演資料 愛媛地域(PDF)
⑥ 追而 10:40-11:00(20分)
⑦ 文部科学省 11:10-11:30(20分)
「文部科学省における産学官連携に関する取組について」(仮)
産業連携・地域振興課 拠点形成・地域振興室 室長 梅原 弘史 氏
概 要:令和5年度の文部科学省における産学官連携施策のうち、特に「地域中核・特色ある研究大学の振興」「大学発スタートアップ創出の抜本的強化」などの施策について概説する。
講演資料 文部科学省(PDF)
⑧ <事例紹介>山梨地域 11:30-11:50(20分)
「水素社会に向けた「やまなし燃料電池バレー」の創成:FCyFINE PLUS事業」
(文部科学省 地域イノベーション・エコシステム形成プログラム事業活用事例)
一般社団法人FCyFINE PLUS事務局次長 兼
山梨大学 研究推進・社会連携機構 水素・燃料電池技術支援室 特任助教 稲垣 有弥 氏
概 要:FCyFINE PLUSは水素・燃料電池関連産業の振興を通して、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みのハブになり、グリーン水素の地産地消をデザインし、水素・燃料電池が地域社会に溶け込み、あらゆる場面で活用される社会の実現を目指す。
講演資料 山梨地域(PDF)
⑨ <事例紹介>浜松地域 11:50-12:10(20分)
「産学官金連携イノベーション推進事業(A-SAP)による取組」
(文部科学省 地域イノベーション・エコシステム形成プログラム事業活用事例)
浜松地域イノベーション推進機構 フォトンバレーセンター
産学官金連携課題解決プロジェクト推進事業 財務・ビジネス指導者 鈴木 和博 氏
概 要:静岡県の中小企業のためのプロジェクト型技術支援事業であるA-SAPは、大学等研究機関の有する光・電子技術を活用して、中小企業の新産業創出と既存事業の高度化を推進することを目的に、静岡県と浜松市の予算および研究機関と金融機関の協力を得て実施している。
講演資料 浜松地域(PDF)
⑩ <事例紹介>神奈川地域 12:10-12:30(20分)
「KISTECによるイノベーション創出に向けたプロジェクト研究事業の取組」
(文部科学省 地域イノベーション・エコシステム形成プログラム事業活用事例)
神奈川県立産業技術総合研究所 事業プロデューサー 馬来 義弘 氏
概 要:神奈川県立産業技術総合研究所は神奈川県との協力により、大学等の有望な研究シーズを育成するプロジェクト研究を推進するため、3段階のステージゲート方式により長期間にわたる研究の進捗管理を通して、地域イノベーション・エコシステムの形成を推進する。
講演資料 神奈川地域(PDF)
昼 休 12:30~13:30
⑪ 経済産業省 13:30-14:00(30分)
「経済産業省における産学官連携に係る支援施策について」
産業技術環境局 大学連携推進室 室長 大石 知広 氏
概 要:令和4年度補正予算及び令和5年度当初予算の経済産業省における産学連携支援施策(「地域の中核大学等のインキュベーション・産学融合拠点の整備」「産学融合拠点創出事業」「官民による若手研究者発掘支援事業」等)について概説する。
講演資料 経済産業省(PDF)
⑫ 国立研究開発法人 科学技術振興機構 14:00-14:30(30分)
「JSTによる令和5年度産学連携・技術移転事業について」
産学連携展開部 企画課 課長 廣田 勝巳 氏
概 要:本発表では、国立研究開発法人科学技術推進機構(JST)が大学シーズの実用化に向けた人材、知、資金の好循環システムの構築に貢献するため、「共創の場形成支援」「企業化開発・ベンチャー支援」「知財活用支援事業」などの施策について概説する。
講演資料 JST(PDF)
⑬ 基調講演 14:30-15:00(30分)
「コロナ禍の行方について」(仮題)
国立研究開発法人科学技術振興機構 顧問 濵口 道成 氏
概 要:収束しないCOVID-19-2019年には戻れない覚悟が必要か。新型コロナウイルスの系統・コロナ感染症の経緯や現状に触れながらwithコロナ時代の「preparedness」について考える。
休 憩 15:00~15:10(10分)
⑭ 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)15:10-15:30(20分)
「AMED研究成果の実用化に向けた支援」
実用化推進部 実用化推進・知的財産支援課 課長 南川 泰裕 氏
概 要:日本医療研究開発機構(AMED)における各種実用化推進施策について概説する。
講演資料 AMED(PDF)
⑮ 総務省 15:30-15:50(20分)
「Beyond 5G(6G)に向けた情報通信技術戦略」
総務省 国際戦略局 技術政策課 課長 川野 真稔 氏
概 要:本発表では、Beyond 5G(6G)に向けた戦略的な研究開発支援等について概説する。
講演資料 総務省(PDF)
⑯ 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 15:50-16:20(30分)
「研究者・スタートアップ・中小企業向け研究開発に関する支援事業の紹介」
イノベーション推進部 総括グループ 専門調査員 村井 繁樹 氏
概 要:令和5年度の国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)における、研究者・スタートアップ・中小企業向けの支援制度を概説します。次世代プロジェクトシーズ発掘事業、研究開発型スタートアップ支援事業、研究課発成果の実用化・事業化支援事業などを中心に説明します。
講演資料 NEDO(PDF)
⑰ 環境省 16:20-16:40(20分)
「プラスチック資源循環の概況と環境省の取組について」
環境省 環境再生・資源循環局 リサイクル推進室 室長補佐 彦坂 早紀 氏
概 要:本発表では、昨年4月に施行されたプラスチック資源循環法を含むプラスチック資源循環の概況と、環境省における脱炭素や資源循環の促進を目的とした支援施策等について概説する。
講演資料 環境省(PDF)
「第30回地域を活かす科学技術政策研修会」は、公益財団法人セコム科学技術振興財団の助成を受けています。
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